土づくり

      ガーデニング大好き♪    〜 微笑みの瞬間 〜
                                            

                                                          土づくりが重要!

     土づくり  〜 making of soil 〜



   土づくりの重要性。
   これに、いかに早く気づき、取り組んでいくかによって、
   その後のお庭の姿に大きく影響してくると思います。


   土づくりは、ガーデニングの基礎となる大切な作業です。
   土の良し悪しによって、植物の生育はずいぶん変わってくる
   ことでしょう。
   また、良い土で育った植物は丈夫に育ち、病虫害にも強くなる
   ことから、管理面でもずいぶん差が出てくることでしょう。


   せっかく育てるのだから、植物にとって少しでも良い環境を
   整えてあげたい…。
   今、私は自分ができる土づくりについて、考え始めました。
   



   ガーデニングというと聞こえは良いですが、実際『庭づくり』というものは、大変な作業です。
   特に、「土づくり」は、最初のうちは、肉体労働にも近いものが…。
   しかし、いったんお庭に好循環を作り上げてしまうと、人間がすることはほんのわずか
   なのかもしれません。


   「土づくり」について考え、実行することが、自分の目指すお庭への一番の近道だという
   ことに、私は気がついたのです。




   最初のお庭の姿は、庭土用に入れられた真砂土が山と積まれているだけの、
   空き地のような状態でした。
   「庭土には、真砂土が一番!」
   業者さんにそう言われて、何も知らなかった私は言われるままに…。
   大量の真砂土を均し、ほんの少しの堆肥を混ぜて花壇に入れ、それで植物が育つと
   思っていました。


   でも…。
   明らかに、育ちが悪いのです。
   枯れはしませんが、株は大きくならず、花つきも悪いのです。
   これは、土づくりをしなかったためではないか?
   何とかしなければと思い、1年経ってから、やっと土壌改良にかかりました。


   まず、花壇の土をいったん出して、その下の元々あった土地を耕します。
   真砂土のすぐ下は、固い層や石がゴロゴロしていて、深く耕すのは大変でした。
   大きな石は取り除き、真砂土に腐葉土、バーク堆肥、ピートモスなどをたっぷり加えては、
   元に戻す作業をひたすら繰り返しました。
   土は思った以上に重たく、とても重労働で、初めに基本の土づくりを知らなかったことを
   とても後悔したものです。




   しかし、この基本の土づくりを終えてからは、植物が以前とは比べものにならないほどに、
   順調に育ち始めたのです。
   私は、気を良くして、土づくりについて真剣に考え始めました。
   “植物にとって、何が必要なのか?”


   手探り状態ですが、ネットでの先輩方の取組みを参考にしながら、私のお庭に合った
   土づくりを少しずつ実践しています。
   まず、米ぬか撒きを始めました。
   米ぬか撒きについては、少し説明が長くなりますので、米ぬかのページで
   紹介させていただきますね。




   次に、庭から出る剪定枝・葉、花柄、雑草など、今まではゴミとして処分していたものを、
   この春からは病葉や種を除いて、柔らかそうなものは庭土に戻し、固そうなものは
   天日乾しでカラカラにしています。


   50cm四方ほどの何も植えていない場所に、柔らかそうな葉や花は、大きなものは
   少し小さくしてどんどん積んでいきます。
   少し溜まった頃、上から米ぬかをパラパラ。
   そして、下の土を取って、上から葉や花が見えない程度に被せてしまいます。


   すると、しばらくするとそこにはダンゴ虫がいっぱい集まってきます。
   虫が苦手な私にとっては、ちょっと気持ち悪い光景ではありますが、ダンゴ虫は葉や花を
   食べて、どんどん土に変えていくというお仕事をしてくれていたのです。
   (注意:ダンゴ虫は、植物を食害することもあり、害虫としても扱われますが…)


   また、少し土を掘ってみると、たくさんの太いミミズが出てきます。
   ミミズもダンゴ虫と同じように、熱心にお仕事中なのです。
   ミミズは、土を耕し、その排泄物で土を肥やすという、土づくりには欠かせない存在です。
   お庭にミミズがどれだけいるのかが、とても重要なことだと思っています。


   そして、米ぬか効果で、微生物や有用菌も働いてくれているのでしょう。
   2〜3ヵ月後には、葉や花はすっかりこなれて、とても良さそうな土に生まれ変わって
   いました。




   天日乾しでからからにした剪定枝などは、
   燃やして草木灰もどきを作っています。
   本当は、低温でじっくりと焼き、炭が混じった
   白黒灰にすることが望ましいのですが、
   低温で焼くということはなかなか難しく、
   それなりに技術がいるようです。


   私は、昔の焼き畑農業を思い起こし、
   そんなに難しく考えずに、欠けた大きな
   植木鉢の中で、少し燃やして火種を作り、
   後は少しずつ上に入れていき、最後には
   水をかけて、白灰にしてしまわないように
   気をつけながら、草木灰を作っています。



   草木灰は、カリウムと石灰分を含む肥料になります。
   ただ、強いアルカリ性なので、使いすぎると土壌がアルカリ性に傾きすぎることがあるので、
   注意が必要です。
   草木灰を土に施すことで、土が固まらず、通気性や排水性が良くなります。
   また、病虫害防除にも効果があるようです。


   私は、自家製草木灰と合わせて、同じような効果があるモミガラ燻炭も利用しています。
   また、バーベキューで利用した炭なども、細かく砕いてパラパラと撒いています。
   炭は、土壌の微生物の住処となり、微生物を育ててくれるそうなので…。




   それから、土の有用菌「放射菌」を殖やす効果のあるキトサン溶液やカニガラペレットを
   取り入れました。
   キトサン溶液は、月1回の土壌灌水、カニガラペレットは、年に2〜3回の表面施行を
   予定しています。


   冬には、食べた後のカニ殻も利用します。
   カニ殻は、水洗いして、パリパリになるまで乾燥させ、紙袋に入れてハンマーで砕くと、
   カニガラ粉末の出来上がりです。
   これも、カニガラペレットと同じように使います。


   これらの効果は、目に見えては分かりませんが、特にバラの連作障害を予防してくれる
   効果には期待しています。
   また、「放射菌」は非常に殺菌力の強い菌で、これが土壌に殖えることによって、
   病原菌を殺してくれる効果も期待できます。


   まだ始めたばかりですが、確かに地植えのバラは、去年のようにうどん粉病に
   悩まされることなく今に至っています。
   また、花や葉の色合いが、春はとても鮮やかでした。
   いろいろな相乗効果によるものなのでしょうが、今後も続けていく予定です。




   今までは生ゴミに出していた、カキやホタテ、アサリ、シジミなどの貝殻も
   土に返すことにしました。


   カキやホタテの貝殻は、水に浸けてできるだけ塩分を抜いてから、
   アサリやシジミの貝殻は、水洗いをしてから、天日干で乾燥させます。
   これも、紙袋に入れてハンマーでできるだけ細かく砕きます。
   これで、貝殻は、立派な石灰質の肥料に生まれ変わるのです。


   カキやホタテの貝殻は、硬くて細かく砕くのに骨が折れますが、
   焼くことで簡単に粉々になるようです。
   高温処理できればいいのですが、
   私はバーベキューの残り火でできるだけ焼くようにしています。


   貝殻は、たんぱく質や微量要素(Ca、Mg、K、Znなど)を豊富に含み、
   根の発根を促進し、養分の吸収を助けます。
   また、土をやわらかくし、病害抵抗力をアップする効果なども期待できます。
   アルカリ性のため、土壌のPH矯正にも利用できますが、
   大量に施さないように注意します。




   土が元気だと、植物も元気に育ちます。
   根が十分に張り、必要な養分や水分を吸収することができると、丈夫に育ち、
   害虫や病気にも強くなります。


   土づくりを大切にすることで、有用微生物の活動は活発になり、土が団粒化し、
   やわらかくなり、さらには、排水・保水・通気性も良くなるという好循環が出来上がります。
   また、有機物を入れることによって、ミミズなどの土壌生物が増え、土づくりにとても強い
   見方となってくれます。


   これからも、試行錯誤しながら、私のお庭の環境に合った土づくりを続けていきたいと
   思います。
   それが私に時間を与え、心に潤いをもたらし、『微笑みの瞬間』へとつながることを
   確信しているからです。


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